2015年2月に創業した手打ち蕎麦の「なこじ」では、土日の11時30分〜2時まで、限定20食のつきたて本格手打ち蕎麦を提供しています。
当店の蕎麦は、小麦粉1割・蕎麦粉9割の「一九蕎麦」を提供しており、一九蕎麦は、歯ごたえと喉越しが良く、わたし自身が一番おいしいと感じた比率です。
化学調味料を一切使わない、さっぱりとした自家製の麺つゆは、蕎麦の旨味を逃すことなく優しく包みます。
こだわりの手打ち蕎麦を「おいしい」と言っていただけるよう心を込めて作っています。

手打ち蕎麦なのに、リーズナブルなわけ。

なこじの手打ち蕎麦は1杯¥800からのリーズナブルなお値段で、本格手打ち蕎麦を味わうことができ、他店と比べても安い価格設定になっています。
「そんなに安い価格だったら安い材料を使っているんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そのようなことは一切ありません。
そば粉は富山県産、小麦粉は国内産で、いずれも店主自身が実際試して本当においしいと感じたものを使用しています。
ではなぜ安いのか。その答えはとてもシンプルです。『本当においしい蕎麦をもっと気軽に食べてほしい。』その思いだけが、リーズナブルなお値段でご提供している理由です。

九割蕎麦について。

当店の蕎麦は、一九蕎麦と呼ばれるものです。
一九蕎麦とは、小麦粉と蕎麦粉が1:9の割合で作られたものを指します。
なぜ蕎麦粉を10割使わないのか、その理由は小麦粉を入れることでブツブツ切れない麺にするためです。9割の他に8割、10割で提供しているところも多くあり、手打ち蕎麦を提供しているところは大体3つの内どれかに属しています。
一般的に市販されている蕎麦は、蕎麦粉が2割以下1割以下のものも多く、蕎麦粉をふんだんに使用した蕎麦は、手打ち蕎麦の醍醐味とも言えます。

蕎麦は日本人に、とても馴染み深い食べ物。

蕎麦は好き嫌いもあり、ラーメンなどと比べてそれほど人気な食べ物ではありません。しかし、蕎麦というものは日本人にとってとても馴染み深いもので、その歴史は9,000年以上あるとも言われています。蕎麦を麺として食すようになったのは江戸時代からで、この頃から蕎麦の需要は急速に高まり、広く庶民に親しまれる食べ物となります。
現在も、色々なお店で蕎麦は提供されていますが、手打ち蕎麦の専門店というのは意外と少ないのが現状です。
なこじでは、本格的な手打ち蕎麦が味わえるお店として、気軽に皆様に食べていただけるようなものを提供していきたいと考えています。